小正月行事さいの神(どんど焼き)が、南魚沼市内各地域で行われ、正月飾りや書き初めなどと一緒に燃やして一年の無病息災を祈った
南魚沼市六日町の八幡区(石川正廣区長・約300世帯)では、斉の神を地区のイベント「雪祭り」として開かれている。なお同地区は、旧郷社八幡宮のお膝元ということもあって点火前には宮司による神事が行われた。昔から厄除けや縁起担ぎのための神具としても使われる火打石で宮司が、住民代表が持つ松明に点火。その松明の火で斉の神に点火するといきよい良く燃え上った。住民たちは斉の神を囲みスルメを焼いたり、お神酒を酌み交わしながら交流を深めた。
150年前(慶応4年)の旧三国街道を検証
「慶応4年戊辰の湯沢と魚沼を語る」が昨年12月28日に開催され、町内外より8名の参加があった。主催と会場は湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」。
町内在住の高橋貞良さん(78)が所有している湯沢宿の古地図で、明治時代の宿の様子を検証した。
大般若塚での戦いから三国峠を下り、浅貝宿、二居宿、二居峠、三俣宿、八木沢、芝原、七谷切、湯沢宿、関宿、塩沢宿、六日町宿・・・と地図で辿った。
お茶請けには旧三国街道沿いの各宿にある老舗の品が出された。湯沢は億萬屋の「駒子もち」(当日は悪天候により、丸屋製菓店の「しんこ餅」から変更)、関宿はみどりやの「石打まんじゅう」、塩沢宿は大津の「ハッカ糖」、六日町宿は今成漬物店の「山家漬」。町内から参加した小林守雄さん(87)は「こんげにうんまい(こんなに美味しい)漬物があるなんて知らんかった」と話し、感激していた。
トークイベント「昔の雪国生活を語る」 1月3日 雪国館
トークイベント「昔の雪国生活を語る」が1月3日、湯沢町歴史民俗資料館「 雪国館」で開かれる。 湯沢町出身・在住の田村正夫さん(87)、魚沼市出身で湯沢町在住の小林守雄さん(87)、津南町の石沢今朝松さん(88)が、昔、どのように暮らしていたかを語る。 「88年も生きてきた、そういう経験を後生の人たちに向けて話したい」と石沢さん。小林さんと田村さんも「いまの人にたまげられるような話をしたい」と意気込んでいる。 ▽日時=2019年1月3日㈭午後2時〜 ▽会場=雪国館2階受付前スペース ▽料金=入館料(大人500円、小中学生250円)のみ、予約不要。 ★問い合わせ=雪国館☎025ー784ー3965。
お早めにどうぞ!「堀江淳ライブ」 12月21日池田記念美術館
読書のつどい 12月15日 南魚沼市図書館
劇団吟仕込「第11回公演〜ここだけの話し」 11月23日
十日町市を中心に活動する劇団吟仕込が23日、第11回公演「ここだけの話し」を十日町市情報館で行う。
今回は、結婚を目前にした若い女性と訳ありのサラリーマンがホテルの一室で互いの人生観を主張する話し。ちょっとシュールでコミカルな作品となっている。
吟仕込代表の根津修さんは「40分程度の公演で、初めて演劇を観る方にも、楽しんで頂ける作品になっておりますので是非ご来場の下さい。お待ちしております」と話し、本番に向け稽古に励んでいる。
▽日時=11月23日㈮㈷
公演①午後1時30分〜(開場1時)
公演②午後7時〜(開場6時30分)
▽会場=十日町情報館(十日町市西本町2−1−1)
▽料金=前売り500円(特典付)、当日500円・高校生以下無料
★問い合わせ=☎090−2179−9203根津さん。
スキーインストラクター向け「英会話レッスン」 24日から開催
近年、急増する湯沢圏域への「外国人スキーヤーにスムーズな英語でレッスンが提供ができるように」と昨年に続き、「英会話レッスン」が開かれる。
講師は、全日本スキー連盟公認指導員で2016年アルペンスキーワールドカップの英語アナウンサーを務めた今井雄一さん(64)。
今井さんは「当地を訪れるスキー客のほとんどは、東南アジアからであり、したがって初級者、初心者がほとんど。スキーは日常生活にはない長いプレートに乗ってスピードをコントロールし、方向を変え、止まる運動を坂で行います。安全な用具の操り方とコツをマスターすれば、初心者でも白銀の大自然を楽しみ、また、子供たちにも美しい思い出を作ってあげることができるのです。スキー教師たちのためというより、遠くからわざわざこの地を訪れてくれる方々のためにも簡単な英会話を覚えて役立てていただきたいと思う」と話している。
▽期間=10月24日㈬〜12月19日㈬までの毎週水曜日(全9回)
▽時間=午後6時30分〜8時20分
▽内容=「スキーインストラクター向けの英会話レッスン」(スキー指導をする上で必要な基礎的な英会話力の向上を目指す)
▽受講料=全9回で21,000円(税込み)
★問い合わせ=魚沼サンティックスクール☎025-772-4554まで。
南魚沼動物愛護のつどい 10月8日開催
塩沢・牧之通りを彩る和のキルト展 6日から
南魚沼市塩沢の牧之通りで6日から、「和のキルト展」開かれる。着物の生地で作られたタペストリーほか約150点の作品を鈴木牧之記念館ほか牧之通りの22会場に展示する。