
南魚沼市仙石の舞子保育園(種村佐知子園長・園児55人)で3日、「ひなまつり会」が行われた。この日は、園児51人が参加し、最初に「ひなまつりクイズ」が行われ、「どこの国で始まったか?」と保育士の質問に「中国!」と元気に答えた園児には拍手が送られ、ひなまつりの由来などの解説に園児たちは耳を傾けていた。また、ステージにおひなさまの衣装で6人のキリン組(年長)さんが登場。「うれしいひなまつり」にあわせて踊りを披露した=写真=。引き続き、園児全員による「お楽しみゲーム」がはじまると、祭りはさらに盛り上がり、ぬいぐるみをお内裏様、お雛様に見立て、各クラス別にリレー形式でひし餅、桃の花、ひなあられ、びょうぶ、ぼんぼりをステージに運び、ひな飾りを完成させた。これら、踊りの衣装やゲームに使った飾りなどは保育士の手作りによるもの。種村佐知子園長(51)は「衣装やひな飾りは保育士が園児に喜んでもらおうと一生懸命作った。毎年、この時期に「ひなまつり会」を行い、子どもたちに日本の伝統文化にふれてもらい、女の子も男の子もみんなが元気に明るく過ごせるよう、願いを込めてお祝いをしている」と話していた。

(雪国新聞 3月14日掲載)