親子でほくほく線のウラガワ体験   

北越急行株式会社(小池裕明社長)は、7月27日、28日の2日間、小中学生の親子を対象とした、車庫&指令所見学『ほくほく線のウラガワを見てみよう!』」を開催し、親子10組、22人が参加した。

ほくほく線について営業企画課の水澤孝夫さんが詳しく解説=南魚沼市六日町、北越急行本社                                    参加者は、同社本社で、ほくほく線について座学で学び、北越急行指令所と六日町駅を見学し、六日町運輸指令区検修庫では、車両洗車、車内放送、ゆめぞら上映などを体験しながら車両について学んだ=写真=。北越急行「ほくほく線」は、南魚沼市六日町を起点とし、上越市犀潟に至る全長59・5㌔を運行。1984年、県と関係17市町村及び民間企業など13団体の出資で、第3セクターである北越急行(株)が設立され、1997年3月に旅客運輸営業を開始した。
北越急行の制服姿で運転席に座ったり、車内放送も体験

車両の構造や機能についての解説に興味津々=検修庫

父の博樹さん(51)と参加した十日町市中里の小林剛瑠さん(13)は「走行中のモーター音が大好きで何とも言えない魅力がある。今日は、普段見ることができない車輌の仕組みが覗けて楽しかったし、とても勉強になった」と満足げに話していた。また、営業企画課の水澤康太さん(40)は「今回のイベントは鉄道をもっと身近に感じ、体験していただこうと企画した。弊社では乗車して楽しむイベントほか、沿線の食や観光スポットを紹介するイベントなど多彩なイベントを企画し、実施おりますので機会がありましたら参加していただきたい。今後も、ご利用の皆様と共に歩む鉄道会社として、愛され、親しんでいただけるように取り組んでいきたい」と話していた

ゆめぞら上映体験(ゆめぞら号=日本初のシアター・トレイン。トンネルに入ると突然電車の天井が巨大スクリーンに変わり、臨場感たっぷりの映像を映し出す。上映トンネルは全部で5カ所。毎週日曜日に運行)

(雪国新聞 8月2日掲載)