しゃくなげ湖畔を楽しむ会(高野修一会長)は4日、恒例の「しゃくなげ湖畔紅葉ウォーク」を開催した。今回は、市内をはじめ静岡県浜松市からのダムマニアまで、県内外から38人が参加。
しゃくなげ観光センターを出発し、左岸県道から十字峡登山センターを通り、観光センターにゴールする約10㌔の湖畔一周コースをゆっくり歩きながら紅葉を満喫した。また、ウォーキング途中では(株)エコロジーサイエンスによる「いきものクイズラリー」も行われ、休憩ポイントに掲示されたクイズ問題の前で、真剣な表情でクイズに挑戦する姿も見られた。
ゴールした参加者は昼食に、しゃくなげ観光センター自慢のダムカレーとキノコ汁に舌鼓を打ちながら交流を深めた。 南魚沼市五日町の石田ひとみさん(63)は「車のラジオで募集の告知を聞いて即、参加を申し込みました。今日は、晴天とはいかないまでも、紅葉も美しく、湖畔の景色も堪能しながらゆっくりと歩けたので、参加して楽しかったし、よかった」と笑顔で話していた。
しゃくなげ湖畔を楽しむ会では、地元酒蔵の日本酒、ワインを地下100㍍にあるダム監査廊に貯蔵し、11月27日に愛飲家らが集い貯蔵酒を堪能するお披露目会を開く。また、同会では、ダム周辺の環境美化のために「花植え事業」をはじめ新緑・紅葉ウォークや自然体験観察会、交流会などのイベントを行い三国川ダムを活用した水源地域の活性を推進する活動を行っている。
(雪国新聞 11月10日掲載)