電動キックボードをはじめとするマイクロモビリティのレンタルを行う大阪市ビームモビリティジャパン株式会社(アラン・ジアング社長)は、日本での外国人観光客の受け入れ再開に合わせて11日、次世代型モビリティBeam Saturn(ビームサターン)のシェアリングサービスを大阪市で開始。14日から、南魚沼市でもサービスを開始した=写真=。同サービスは、安全性に重きを置き、事故を未然に防ぐための機能を多く備えた機体を採用。快適に気軽に街中を移動することができ、地域の店舗や宿泊施設、レストランを支援する地域活性化プログラム「ビームブースター」も導入。ユーザーが様々な店舗や人々に出会うことで地域の活性化も狙う。利用方法は、まずスマホにBeamの専用アプリをダウンロードし、免許証、名前、メールアドレス、支払い方法(クレジットカード)を入力する。南魚沼市に20カ所ある設置場所(パーキング)で、アプリの「ライドスタート」をタップし、機体のQRコードを読み取り認識されたら乗車をスタートし、行きたい場所へ。返却は、行き先の近くにある指定パーキングに駐車し、アプリの「返却」をタップして利用が終了となる。
このプロジェクトをサポートする里山モビリティ 共同代表、山健太郎さん(37)、同じく共同代表で設置場所の一つにもなっているホテル坂戸城の星野欽司さん(36)は「春はカタクリ、夏はホタルや川遊び、秋の紅葉と新米グルメ、冬のスノーアクティビティなど、四季それぞれに楽しめる南魚沼で、歩くより速く、運転するより環境にやさしいBeamに乗って、いつも通っている道や入ったことのない路地、今まで気づかなかったお店や人々との出会いなど、南魚沼の新たな一面を発見して頂くきっかけになればと願っています」と話している。