佳作に南魚沼市水澤文江さん  越後湯沢全国童画展

佳作に選ばれた南魚沼市麓、水澤文江さんの作品「記念写真」(色画用紙・パステル)

長岡市で生まれ、晩年は湯沢町で暮らした川上四郎氏の偉業、功績をたたえる「越後湯沢全国童画展」の審査会が10日、湯沢町公民館で行われた。
今回は、全国から217人による作品284点の応募があり、豊口協さん(長岡造形大前理事長)、田村実さん(元福音館書店絵本編集長)による審査の結果、川上四郎記念大賞に、佐賀県の油彩作品「嵐が過ぎたなら光を見つけに行こう」が選ばれた。
県内からは23人の応募があり、最優秀賞に三条市の内山泰介さん。南魚沼市麓の水澤文江さん(58)が3回目の応募で、佳作に選ばれたほか4人が入賞入選した。湯沢町からも3人の応募(入賞入選者なし)があった。
入賞入選作品を展示する「第25回越後湯沢全国童画展」では、新型コロナウイルスの影響で初日に予定していた表彰式と作品鑑賞会は中止となったが、4月24日から5月3日まで、湯沢町公民館2階ホールで開催。時間は、午前9時から午後6時まで、入場無料。
問い合わせは、湯沢町公民館(電話025─784─2460)。